小さじいちのパン【酵母】

小さじいちのパン

酵母のはなし

小さじいちでは自家製でいろいろな酵母を起こしパン作りをしています。
レーズンとライ麦サワー種、お米の酵母がメインですが、そのほか果物、野菜、ハーブなど季節のおいしいものから酵母を培養し、自然の力だけでパンを発酵させています。
化学的・工業的な力が一切加わらない自然発酵はたいへん時間がかかりしかも均一ではありません。
この長い発酵時間があるから生きている酵母がゆっくりと作り出す旨味+作り手側の丁寧に育てる愛着の気持ちが加わるのだと思います。
「時間をかけず計算どおり」も必要なことですが本当の自然の力の自然の時間に私たちの方が合わしてみる。こんな時間の中から天然酵母パンが生まれてきます。
いただきもののユズや柿、遠くから届いたリンゴ、庭のカモミール、お父さんが趣味で作ってる苺、お隣りになっているグミ、山の野いちごや山葡萄、山梨。畑のトマトやしょうがやブラックベリー。
大山の自然に感謝しながら楽しく酵母を作っています。